産婦人科によっては特に詳しい説明がない魚の摂取について。妊娠時には、ちょっと注意が必要な魚があります。それは、水銀量が多めの魚です。
でもなぜ水銀がよくないのでしょうか。
厚労省HPに詳しいことが記載されていますが、一部抜粋すると、胎児への影響として、音を聞いた場合の反応が1/1,000秒以下のレベルで遅れるようになると記載されています。
そ、そうなんだ・・・・
また、日本の食品安全委員会は2005年に妊婦が1週間に摂っても良いメチル水銀の量を「体重1kg当たり2.0ug(100万分の2グラム)」と設定しており、日本の標準体重55.5kgで計算してみると、妊婦が摂取して良いメチル水銀の量は1週間あたり110ugということになります。
ただ世界の基準は1.6ugともっと厳しい基準を設けている国もあるようです。
厚労省の詳しい内容については下記から確認できます↓
では、さっそく注意の必要な魚をまとめていきます。
注意が必要な魚のまとめ
1週間に摂取する魚は★が二つまでを推奨されています。
特に注意が必要★★ 1週間に80gまでに抑えたい魚
下記の魚を食べた場合、1週間にどれかひとつ80gまでに抑えることが推奨されています。
キンメダイ
メカジキ
クロマグロ(本マグロ)
メバチ(メバチマグロ)
エッチュウバイガイ
マッコウクジラ
ツチクジラ
1週間に160gまでに抑えたい魚 ★1つ
下記の魚は★1つなので、80g×2までに抑えることを推奨されています。
上記の★★を摂取していた場合は、すでに★が二つなので、魚の摂取は控えたほうがより安心といえますね。
キダイ
マカジキ
ユメカサゴ
ミナミマグロ(インドマグロ)
ヨシキリザメ
クロムツ
特に注意の必要のないもの12個
キハダマグロ
ビンナガ
メジマグロ
ツナ缶
鮭
アジ
サバ
イワシ
サンマ
鯛
ぶり
カツオなど
魚介類中の水銀濃度が詳しくわかる一覧
ありがたいことに、魚介類中の水銀濃度が詳しくわかる一覧サイトがあります!もっと詳しく具体的に知りたい人はぜひ見てみてください。
こちらのサイトには詳しい魚の水銀濃度だけでなく、妊婦さんの魚の食べ方目安についても記載されています。
まとめ
私自身記憶力がなさ過ぎて、覚えられません・・・
マグロ類(マグロ、カジキ)、サメ類、深海魚類、鯨類(鯨、イルカ)を注意!と覚えれば覚えやすいかなと思います。もしくは、このまとめをブックマークしたりメモったりして、注意してみてください。そこまで神経質になる必要はないのかもしれませんが、ちょっとでもリスクがあるならば避けたいのが母親ですよね。
参考になれば幸いです。
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