脱皮、脂漏性湿疹、乾燥、赤ちゃんから幼児まで小さな子供は肌荒れで大忙しだったことを知りました。赤ちゃんて肌ぷるぷるぴかぴかだと思ってたのに・・・!
脱皮から始まる
生まれてしばらくすると、赤ちゃんの頭皮や顔などの皮膚がむけてカサカサになることがあります。これは新生児落屑(しんせいじらくせつ)というそうです。え、めっちゃ肌ガサガサだけど大丈夫?とびっくりしました。
新生児落屑の正体とは
赤ちゃんはママの胎内にいるとき、「胎脂」という白いロウ状の油分の膜に包まれて保護されており、生まれる瞬間も全身に胎脂がついたまま生まれてきます。胎脂は生まれた後も、赤ちゃんの皮膚の潤いを保ち、外気から保護する役割を担っています。
しかし、出生から数日経つと、胎脂が徐々に乾いてきて皮膚がむける現象が起こります。これが新生児落屑の正体です。
赤ちゃんを保護する油膜がなくなるため、新生児落屑が起こった後は、顔や頭皮、全身がカサカサに乾燥しがちになってしまいます。
何かケアは必要?
新生児落屑は経過を見ていればそのうちきれいになるので、基本的には対処は必要なし。一方、胎脂がなくなると肌はカサカサに乾燥してしまうので、ベビーローションやベビークリームなどによる保湿ケアをしてあげましょう。
赤ちゃんの肌はまだまだ未熟で、皮膚が薄いために保水力がなく、外部刺激から守るためのバリア機能も備わっていません。保湿ケアが十分でないと、乳児湿疹、またアトピー性皮膚炎に繋がってしまう可能性もあります。
次は脂漏性湿疹が待っていた
私のベビーは生後2週間ほどでおでこ一面が脂漏性湿疹になりました。初めは白いぽつぽつが所々にでき、あっという間におでこ一面覆いました。。。あまりにもひどい様子で赤ちゃんのこんな姿は見たことがなく、びっくりして、病院に走りました。
脂漏性湿疹とは
新生児期から生後6ヶ月くらいまでの赤ちゃんは新陳代謝が活発なうえに、ママから受け継いだホルモンの影響から、皮脂の分泌が活発になっています。分泌された皮脂と頭の汚れが混ざって固まり、乳児脂漏性湿疹がでるそうです。
全身に症状が出るものではなく、赤ちゃんの首から上(おでこや頭皮など)に、うろこのような皮脂の黄色い塊が最終的にできる症状。
新生児落屑と同様に特別な病気ではないため、基本的には経過観察。ですが、私は皮膚科に行き薬を処方してもらいました。
清潔にすることと、保湿ケアを心掛けていれば、症状は徐々に改善されます。黄色い塊を無理やり剥がしたりしないように注意してください。
脂漏性湿疹が終わると乾燥がまっている
次は乾燥です。とにかくカサカサ・・・内科や皮膚科に行くとクリームを処方してもらえます。薬局で購入すると費用がかかりますが、病院だと実費負担はないので、先生に乾燥が気になる旨つたえてみてくださいね。
まとめ
初めてのことだとびっくりすることがたくさん。事前に知っておけば焦らずに済みます。
脂漏性湿疹でできたかさぶたは、お風呂に入った時に、濡れたガーゼでくるくると拭いてあげると取れます。びっくりする姿になりますが、きれいになるので大丈夫です!
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